近日公開予定のトップ日本映画

2020年もそろそろ終わりに近づいています。2020年の終わりとは、次の10年の始まりを意味することにもなりますし、来る年に何が日本の映画界を待ち構えているのかが気になりますね。

今年の映画のラインアップは期待を裏切りませんでした。数多くのアニメ作品にはじまり、漫画の映画化あり、心温まるドラマあり、そしてスリルを求める人にはアクション作品もありと、あらゆるジャンルで私たちを楽しませてくれました。年末までにはまだ数週間ありますし、次の2か月の間に待望の注目作品の公開も予定されています。以下に、2020~2021年に日本で公開が予定されている作品の中から、私たちが最も楽しみにしている作品をご紹介したいと思います。

『劇場版ポケットモンスター ココ』

『劇場版ポケットモンスター ココ』は、矢嶋哲生監督によるアニメ映画で、2020年の年末、12月25日に日本公開が予定されています。

田尻智制作の「ポケモン」メディア・フランチャイズをベースにしており、ポケモンの世界では23作目のアニメ映画となります。サトシ(英語名はAsh Ketchum:アッシュ・ケッチャム)の声は声優の松本梨香、ピカチュウの声は大谷育江が担当しています。日本公開は当初2020年7月に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症流行の影響で公開日が変更されました。

『さくら』

矢崎仁司監督の『さくら』は、西加奈子原作の同名小説を2020年に映画化した作品で、2020年11月13日に公開が予定されています。俳優の吉沢亮、北村匠海、小松菜奈が、一(ハジメ)、薫、美貴の3人兄弟役を演じます。

長男の一は大変イケメンで、家族において重要な役割を果たしているキャラクターとして描かれています。次男の薫は普通の大学生として描かれ、美貴は、兄たちを尊敬し、自分を守ってくれる存在として2人を頼りにする末っ子の妹として描かれています。3兄弟は、両親、そしていつもそばにいてくれる愛犬のさくらと一緒に暮らし、幸せな生活を送っています。

そんな家族の穏やかな日々に、ある日、悲劇が突然訪れます。長男が事故に遭ったという知らせを聞いた家族は、絶望に陥ります。家族にとって、これは自分たちの世界がひっくり返るほどの出来事でした。その後、家族はなんとか立ち直ろうとします。

『約束のネバーランド』

『約束のネバーランド』は、同名の漫画を実写映画化した作品で、2020年12月1日に日本公開が予定されています。平川雄一朗監督の実写版では、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)、そしてそのリーダー格の11歳の少女エマ(浜辺美波)を中心に、孤児院で暮らす子どもたちの生活を追っています。子どもたちは、母親のような存在であるイザベラ(北川景子)に見守られています。

映画の冒頭では、「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)ハウスに暮らす孤児たちは前途有望で、その生活もほぼ完璧なように見えますが、序章で孤児たちがある秘密を知ると、物語はすぐに暗転化します。孤児院が子どもたちに秘密にしている不穏な秘密とは、子どもたちは後に鬼に捧げられるためだけに育てられているということでした。この衝撃の事実を知り、エマとノーマンは孤児院を脱出するための計画を考え出します。イザベラの監視を逃れてのこの脱獄計画に、レイも参加することになります。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の最終章にあたる作品で、自分の計画がどうなっているのか分からなくなり、生きる意志も失った碇シンジが、ある場所にたどり着き、そこで希望の意味を知ることになります。「インパクト」が引き起こされるのを阻止することに専念していた「ヴィレ」は、人類補完計画が発動されると、「ファイナルインパクト」を阻止しようと、全力で行動を起こします。

『すばらしき世界』

『すばらしき世界』は、西川美和が監督と脚本を務めた作品で、2021年2月11日に公開が予定されています。役所広司、仲野太賀、橋爪功が主演を演じています。物語は、殺人罪で起訴され、投獄されていた元ヤクザの中年男の姿を追っています。男は13年の刑期を終えて出所し、10年以上の歳月を経て久々に自由を味わい、自由な生活に馴染んでいくことになります。

新たに得た自由に、男は圧倒されてしまいます。人と普通に会話することから、就職活動、社会生活への適応、そして社会の一部になることまで、男はとても苦労します。男には幼い頃に離ればなれになった母親を探したいという執念があり、それが問題をさらに厄介にさせています。

両親を探しながら、男はこの世の中で、しかも社会の本流の中でなんとか自分の居場所を見つけ、人との友情も生まれるのですが、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではなく、先には困難も待ち構えているのでした。